スカトロ とは?

スカトロジーとは古代ギリシア語で糞便を意味する「スコール(σκωρ,属格形は σκατος で、ここより skato- の形で連結形となる)」と「談話集」などを意味する「ロギア(logia)」の合成語で、糞・尿に対する研究・考察を言い、日本語では「糞便学(ふんべんがく)」とも言う。糞尿に関するユーモアの事や、糞尿に愛玩的な興味を持つ趣味、性的嗜好も指す。なお糞尿趣味を指す場合をスカトロと略される事もある。これらに関係する人間を指してスカトロジストと呼ぶ。

人間にとって糞便や尿は、日常的に目にする物であると共に、衛生面から見て決して好意的には語られない物であるが、人格形成においては、幼児期の最も基本的な社会性の教育課程である排泄訓練を通して、個人の秘密や主体性の確立といった成長を遂げる。

個人や自我という概念は、他人と自身の間にある種の意識面における敷居を設け、自分だけの秘密を持つ事から始まるが、排泄行為とは、排泄物を個室にこもって出し、自分で処理(水洗便所においては、排水する事で下水などに流す作業)する事で、世間一般の社会から自分の排泄物を隠す作業(儀式)に他ならない。故にこれらの行為を通じて、人は世間に対して、一定の秘密を持つ事になる。